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第5話-アジアン雑貨店開業日記(立地編)


■第5話-アジアン雑貨店開業日記■


『アジアン雑貨店の店長やってます♪』と自己紹介すると、
「お!いいねぇ。好きなことして飯食えて、おまけに海外旅行まで・・」とよく言われます。

多分羨ましさ半分、そしてヤッカミ半分。(笑)
パッパラパーな店内ですが、本人は至って真面目に営業してるんですよ^^。

何だか訳わからん謎多き魅惑の物体に囲まれた空間の住人が遊んでるように見えちゃうのだろうか?
そこがちょっと悔しん?ですが、雑貨店という職業、某テレビニュースによると憧れの職業第3位らしい。

そこはすごくうれしー!ってことで、こんなコーナー始めました♪
生々しい体験談の始まり始まり~  by旅好き店長


「あれだけ貯めた俺のへそくりドコ行った?」
夢と希望と在庫だけは溢れんばかり。
それでも明日なき雑貨屋を目指す
愛すべきあなたへ贈ります♪




■第5話■アジアン雑貨店開業準備-立地編

■今回は立地編です。
実店舗でもインターネットでも、商売やるなら、どこに出店するかが一番の問題です。
業種によって違いはあるかと思いますが、人通りのあるところが一番いいのは言うまでもありませんよね。

けどね、そういうところは家賃等の出店料が高いんですよ。


僕は始め、観光地で雑貨店を開きたいと思い、各地を見て回りました。
それも日本の古民家を利用して、出来たら蔵なんかがあったりして・・・と、
かなり大きな夢を見ていました。

でも、そんなところはとても一個人が手の出せる金額ではなく、渋々断念しました。
そこで、繁華街を中心に物件を探し回り、空き物件を見つけると、
その場で不動産屋に連絡入れたりと、足を使って見て回りました。

そんな中で改めて気付いたのは、世の中まだまだ不況だということ。
繁華街だけでなく、観光地でも空店舗が思った以上に多く、人の出入りが少ないんです。
自分が決めたとはいえ、えらい厳しい世界に飛び込んでしまったもんだと思いました。


そんな実地調査を繰り返していたある日、ある知り合いの一言で

『自宅で開業したら!?』

っていう計画が急浮上してきました。
それまで僕は、自宅が商売の場所になるなんて、これっぽっちも考えていませんでした。
だって、家を建てるのって一生に一度って言うくらい費用がかかるんやから、
改装だってお金めっちゃいるって思うでしょ。

が、しかし、これがなんとかなるかも?ということが、だんだん分かって来たんです。
まず、ある知り合いっていうのが、僕の親父の友達、つまり、僕にとっては知り合いのおじさんなんですが、
このおじさん、なんと自分でログハウスを建てちゃったんです。
それもビックリするくらいの値で。その代わりコツコツと3年かけたそうです。

で、このおじさんが廃材を格安で手に入れたり、作り方を教えてくれることになったんですね。
折りしもその頃はリフォームブームの真っ最中!
そこで、こう考えました。



『街中で雑貨店を開けば、まず毎月家賃がかかるだろ。
こだわりでトゥクトゥクを展示したいから、広さから言って軽く10万円以上はいるだろうか。
これを毎月捻出するだけでも大変やな。200円300円のアジアン雑貨、いくら売れても大きな負担だ。
それに物件仲介料や保証金などで、最低100万円はするかも!?

じゃあ、このお金を自宅改装に投資したらどうかな。
今の実地は通りから一本裏に入っているけど、
目の前が果てしなく田んぼで視界がいいからやり方次第では目立つかも?
この地域には、同じようなお店はまだないし、話題性さえあればチャンスがあるはず。

口コミなど情報伝達には、時間がかかるだろうけど、
わざわざ探してでも来てもらえるお店って、育て甲斐があるぞ。
なによりかけた費用が全て形に残る上、最初の投資はいるが
月々の家賃がない分、じっくり腰を据えて構えられる。

こんな田舎でも、なんとか踏ん張れれば、どこでやっても成功できるだろうし、
将来、卸売りなどもやってみたいから、事務所兼倉庫兼ショールーム的な土台作りには面白いかも!?

また手作りの商品を扱うならば、店作りも自分の手でやりたいな。
自分の思いを存分に入れられるし、人件費も大幅に削減できる。
繁華街に出て家賃などで妥協するより、人通りは少ないけれど
自分のやりたいことがトコトン出来る環境のほうが、
これからいろいろと苦労があっても納得し乗り越えられる!よぉ~~~し!』



てな感じです(笑)。
ほとんどノリとこじつけみたいですね、ハハハ。
いろいろな人のアドバイスも必要ですが、
最後はやはり、自分がどこまで納得出来るかが大切。

開業してしまえば、全ては自分の責任。
理不尽なこともいっぱい。なかなか思うようには行きません。
しかし、自分が考えたことだと納得していれば頑張れます。これホント。

そんなこんなで、僕は自宅兼店舗という方法に決めました。
これが正解であったかはまだ分からないし、人によっていろいろな意見があるかと思います。
雑貨店開業に当たって一番の問題だから、それが当然だと思います。
だからこそ、


『簡単には揺らがない自分の思い』


が大切なのです。
皆さんも、時間をかけてじっくり考えてくださいね。
きっと自分にあった一番の方法が見つかるはずです。


第6話につづく・・・




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