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第7話-アジアン雑貨店開業日記(商品仕入れ編)


■第7話-アジアン雑貨店開業日記■


『アジアン雑貨店の店長やってます♪』と自己紹介すると、
「お!いいねぇ。好きなことして飯食えて、おまけに海外旅行まで・・」とよく言われます。

多分羨ましさ半分、そしてヤッカミ半分。(笑)
パッパラパーな店内ですが、本人は至って真面目に営業してるんですよ^^。

何だか訳わからん謎多き魅惑の物体に囲まれた空間の住人が遊んでるように見えちゃうのだろうか?
そこがちょっと悔しん?ですが、雑貨店という職業、某テレビニュースによると憧れの職業第3位らしい。

そこはすごくうれしー!ってことで、こんなコーナー始めました♪
生々しい体験談の始まり始まり~  by旅好き店長


「あれだけ貯めた俺のへそくりドコ行った?」
夢と希望と在庫だけは溢れんばかり。
それでも明日なき雑貨屋を目指す
愛すべきあなたへ贈ります♪




■第7話■アジアン雑貨店開業準備-商品仕入れ編

■さてさて、大変長らくお待たせしました!
今回は、誰もが気になる仕入れについて、書いてみたいと思います。


僕は学生のころからエスニックな雰囲気ただようアジアン雑貨店が大好きで、良くのぞいてたんですが、
なんだかどこのお店も同じものを売っていたり同じ雰囲気ばかりで、ちょっぴり飽きたりもしていました。

で、大学の卒業旅行や社会人になってからアジア諸国を旅してみてビックリ!!
それまで知っていたアジアン雑貨とは一味も二味も違ったものがあることに気付き、
まだまだ日本には紹介されていないGoodな雑貨があるんだなとカルチャーショックを受けたんです。
『自分だったら、こんなものを売りたいな 』などと考えたりしていました。

また、日本の卸業者やメーカーから仕入れていたのでは、
他の雑貨屋さんと同じになって価格競争になってしまいます。
その点、海外現地まで仕入に行けば、仕入れの幅は無限大だなぁ、と。
おまけに仕事という名目旅まで出来ちゃうしね~。(笑)


まぁ、最後の部分は大きく的が外れたんだけど、こんな感じでアジアン雑貨については、
現地で自分の目で確かめた逸品を、自信をもってお客さまに提供しようと考えました。

仕入れ先については、本やネットで調べたりもしましたが、
社会人をしながら旅をすることで、各地のマーケットの事前調査をしたりもしていました。

で、実際はどうかというと、100%現地仕入れを謳うことで実店舗でもかなりの反響がありますよ。
旅好きなお客さんも集まってきてくれます。

現地買い付けというと、なんだか僕が英語や現地語がペラペラみたいに誤解されますが、実際は

『How much?』と電卓、ちょっぴりの勇気と笑顔

があれば、何とかなります。
というと言い過ぎかも知れませんが、僕の場合は、中学1年生並の英語レベルです。^^
これで宿を確保したり、買付をしたりはバッチリです。


一番気になる商品の送り方ですが、当店くらいの小さなお店の物量ならば、
買うだけ買ったらホテルに溜め込んでおいて、最後にカーゴ屋さんへ運べば、
後はカーゴ屋さんがテキパキやってくれます。

このとき、商品が多ければカーゴ屋さんによってはホテルまでピックアップしてくれたり、
タクシーやレンタカー(ドライバー付)でカーゴ会社まで運ぶという手もあります。

カーゴの場合は、取り扱ってもらえるミニマム重量が100kg以上だったり、
仕入れた商品のお届けが日本の空港までだったりするので、その条件ではちょっと~、という場合は、
郵便局やUPS・FEDEXなどの国際宅配便を使っても便利ですよね。
ドアtoドアといって自宅まで運んでくれますし、税関処理もしてもらえるしで、
小量の場合ならばそれほど割高にもなりません。

当店石敢當(いしがんとう)の場合は、上記の方法でカーゴ屋に運び、
日本の空港からは、通関業者さんにお願いしています。自分で通関したりもしましたが、
システムや通関作業が素人には難しいし、逆に交通費などで経費が余計にかかっちゃうくらいです。

ここで重要なのは、現地のカーゴ屋で、しっかりしたインボイス等を作成してもらうことです。
僕の場合は、自分でインボイスの下書きを作成して持って行き、
カーゴ屋が作成したものと時間をかけて照らし合わせて、修正してもらったりもしています。

でないと、日本の通関で時間がかかってしょうがないんですよね。
ここまで準備万端にしていても、日本に帰ると通関業者から
『これ何ですか?』と、頻繁に電話がかかってきます。(笑)
通関業者のお話だと、雑貨店関係の通関は、商品が細々しているので、
税関でとても厳しくチェックを受けるということです。



沖縄琉球雑貨については、これまたいきなり現地へ飛んで、
沖縄をグルッと回りながら情報を収集したりしていました。で、いいものを見つけると、
直接作家さんに会いに行って交渉するという『飛び込み』でのお願いをしていました。

勇気のいるやり方ですが、作家さんにあなたの熱い思いを聞いてもらってください。
きっといい返事がもらえると思います。

面白かったのは、自分の好きな作家さんや作風というのには、どうしても似か寄りがあるんですが、
そんな作家さん同士もやはり友達同士だったりするんですね。
作家さんとお話しをする中で、そんな発見もありました。^^

で、あとは今後の注文の仕方や支払い方法などを話し合って決めました。
当店の場合はこんな感じなんですが、他にも

・日本のメーカーさんに掛け合う。
・ネットで卸業者を探す。
・各種ギフトショーなどに参加して買い付け、メーカー探し。
・イチカバチカ、お気に入りのお店で聞く。

などもあります。
今は情報社会です。欲しい情報はなんでも手に入ります。あとは


一歩を踏み出すだけ


この一歩だけで、自分の周りの世界がぎこちなくても動き出します。
いつも最後は精神論になっちゃいますが、実際のところもやはり精神論なんですよね。
自分の夢を実現させられるかどうかは、


『うりゃー、とりゃー、そりゃー』


これひとつだと、僕は思っています。^^

さぁ、みなさんも考えてばかりいないで、動きだそう!
動くことで見えてくることって、ホントいっぱいありますよ。


第8話 最終章へつづく・・・




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