食文化・手で食べる快感♪
アジア圏に行くと、
現地の人がご飯を手で食べているというイメージありませんか?
ガイドブックなどにも、左手は不浄だから右手を使って食べましょう
みたいなことが書いてあったりしますよね。
実際に現地を旅していると、あまりそのような場面を見ることは少なく、
現地の人しか行かないようなローカルな食堂にでも入らないと、
自分で体験したりすることも出来ません。
そこでネパールに行ったときに、
現地の友人にローカルの食堂へ連れて行ってもらいました。
普通に旅していたら、見落としていまいそうな場所でしたが、
地元の人たちがいっぱい集まっていて、人気のお店のようでした。
で、そんな所へ外人が入ってきたものだから、
みんなの目が終始僕の行動に集まっていてとても緊張したんですが、
地元の人のように、手で食べることに挑戦してみました。
その時に注文したのは、
ダルバートというカレー定食みたいなもので、
大皿にご飯と数種類のカレーが付くもので、
インドやネパールでは大変ポピュラーな食べ物です。
食べ方はというと、右手の親指、人差し指、中指の3本を使って
ご飯とカレーを混ぜ合わせ、こねて食べます。
これがなかなか難しく、友人はほとんど手を汚さずに食べていきますが、
僕のほうはというと、100年の恋も冷めるってな感じ。(笑)
手はドロドロに汚れ、ご飯食べずに指ばかりしゃぶっているようで
なかなか食事が進みませんでした。
しかし、お味のほうはというととっても美味しく頂けました。
また、『食を手で味わう』といった貴重な体験をすることが出来ました。
日本では、目や鼻、耳、舌で味わうといいますが、
アジアでは手で味わうことも出来ます。
ある意味、贅沢ですよね。
なかなか言葉では伝えにくいのですが、
手で食を楽しむことってホントに出来るんですよ。ビックリしました。
手でご飯とカレーをこねた瞬間・・・!!!
うぅぅぅぅぅ~~ん♪♪♪
止みつきになるかも!?
日本の食卓ではなかなか試すことが出来ませんが、
自分ひとりの時にでも挑戦してみてね。
ムフフ・・・
新たな世界が広がりますよ♪
それでは、また!