ルドラクシャの原木・葉
インド菩提樹の実 ルドラクシャの原木・葉っぱなど | ||||
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上記写真は、当店と取引のあるインド菩提樹の実 ルドラクシャの生産工房の庭にある原木とルドラクシャの実。実は繊維質が多く、とても堅いのですが、猿が食べに来るため、原木のそばには番犬がいて守っていました^^ まだ木から落ちたばかりの実は、写真のように緑色で、これを剥くと中からルドラクシャの種が出てきます。現地では、この果肉を付けたままの状態で乾燥させた実で数珠が制作された商品もあり、以前に数個仕入れてみたのですが、やはり虫が付きやすく、小さな穴が開いてボソボソになってしまいました(涙) また、太い幹にはこれまた猿避けの鉄条網が巻かれていましたが、猿も賢いもの。 近くの小屋から飛び移っては、ごちそう(?)にありつこうとしているそうです。(笑) | ||||
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『菩提樹の種類をご紹介』のページでも書きましたが、お釈迦様が悟りを開いたことで有名な菩提樹は、右の写真の菩提樹ですが、この木は数珠に出来るような実がならないため、ルドラクシャの実がインド菩提樹の数珠として代用されております。 ※そのため当店(一般的にも)では、インド菩提樹の実ルドラクシャと呼んでいますが、 こちらのページでは区別して表記しております。 ブッダ由縁の菩提樹の葉っぱは、ヒゲのあるハートの形をしていますが、 インド菩提樹ルドラクシャの葉っぱは長細くて、チョビヒゲ程度なんです・・・ なかなか学術的な文献がないため、なぜルドラクシャがインド菩提樹に取って変わったのかは分りませんが、ヒンズー教と仏教は、同じインド&ネパール圏で発祥し、ヒンズー教のなかに仏陀が、仏教の中にもヒンズーの神々が登場するなど、対立関係にありながら同調している部分がかなり多く存在していることに所以するのかなぁ・・・と考えております。 ホント不思議ですね~♪ |